『退職理由』にネガティブ内容はダメという意味不明ルール
なんで? って思いませんか?
退職したい=その職・職場から離れたいのだから、ネガティブな理由も当然あり得るはず。
「給料が安すぎる」「いじめが横行」「休みが取れない」
なぜ転職活動でそれを伝えたらいけないの? というのが疑問でした。
退職したい本当の理由、相手企業も知りたいはずじゃないですか。
そんな疑問をまるっと呑み込んで「より〇〇な業務に取り組みたいと考え、転職を考え始めました」と言えない 愚直な 素直な人。
そんなヨナカみたいな人、いると思うのです。
そこで考えました。
「給料が安すぎる」「いじめが横行」「休みが取れない」の何がダメなのか?
なにもダメなことはありません。堂々と言えるはずのことです。
日本旅行に来る欧米の方、数週間の夏休みがあります。日本にはない。
有給10日! でも休めないから退職時に1ヶ月かけて消化。
年間休日122日! でも大型連休は混みすぎてて自宅待機。
そんな日本人、せめて安らかに働きたい。
「給料が高いところで働きたい」「休みたい」「毎日楽しく(せめて嫌々ではなく)働きたい」
そう伝えていけない理由は、99%の日本人が同じ理由だから。
99%同じ『退職理由』 ――――― 2重に損。浅すぎる
「チョコは甘い」と同じレベルの浅さ
全人類共通の気持ちとかけて、「チョコは甘い」と解く。その心は?
どちらも、「99%はそうじゃない?」
「このチョコおいしいんですよ」
「どういうところが?」
「甘いんです」
何言ってんだこいつって思いませんか。
「お金が欲しい」「休みたい」なんていう大多数の日本人の気持ちをシンプルに投げつけて、肯定的に受け止めてくれる人は少ないと思います。
子どもが言うならともかく、100万単位でお金が動く場では「何言ってんだこいつ」ですよ。
浅い。浅すぎる。
もし肯定的に受け止めてくれる面接官に当たったとしても、「弊社より条件が良い会社を見つけたら、また辞める可能性があるだろうな」と思われてしまうレベル。
踏み台にされて喜ぶのは、仲睦まじい家族か、大ファンか、ドM。
わざわざ印象を悪くする言葉を伝える必要はないですよね。
面接内の数少ないタイミングを無駄にする浅さ
面接時間は限られている上、その間にアピールできるタイミングも限られています。
現職での具体的な業務内容を説明している間はアピールできません。
書類選考を突破して、ようやく面接までこぎつけたところ。
自分の気持ちを伝えられる数少ないタイミングなのに、「何言ってんだこいつ」で終わらせるのはあまりにもナンセンスじゃないですか。
あなたの意見を聞かれている数少ないタイミングなのですから、「何言ってんだこいつ」ではなく、「それなら納得だ」と思わせることを言いましょうよ
と、いう理由で『退職理由』にネガティブ内容はダメという意味不明ルールが生まれたのではないか? というのがヨナカの意見です。
では結局のところ、『退職理由』をどう伝えたら良いのか?
『転職の軸』と絡めつつ、「今の環境では〇〇を叶えられないと考えたから退職を考え(退職理由)、〇〇が叶えられると考えたから貴社を志望している(志望動機)」と伝えたら良いと思うのです。
〇〇は個人の夢、目標、人生の糧。
『転職の軸」は、〇〇を金銭面で(あるいは人生の全てとして)支えられる軸。
・・・・・・仕事を人生の中心とするか、お金を稼ぐための時間と捉えるかは個人の自由ですよね。
面接官も同情するレベルのブラックは伝えるべきだと思う
現職から一刻も早く逃げるべきだと思ってもらえそうなエピソードがあったら、それは伝えるべきだと思っています。
「祖父の忌引きの休暇がもらえず、夕方から親族に合流して、寝ずの番で残業をしていました。祖母も高齢なのですが、現職では最期の挨拶すらできないかもしれないと感じ・・・」
「39℃の高熱で出社する同僚がいて、それが美徳とされる環境でした。翌日、部署の15名中8名が高熱を出し、12名がコロナ陽性でした。納期には間に合いましたが、クオリティが低いとお叱りの言葉をいただいてしまいました。上司に相談をしたのですが、体調不良で働けないのは甘えであるというスタンスは変わらず・・・」
こう伝えても「逃げそう」と思われたのなら、その会社も同じブラック濃度。
面接の練習くらいに思って、受かっても行かないほうが身のためです。
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